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ワシントン州はみどころ満載!
シリーズ2:
オリンピック国立公園を目指そう

 オリンピック国立公園は「three parks in one park」といわれるように、万年雪をかぶった山、針葉樹の温帯雨林、そして60マイル(100キロ)以上も美しい海岸線を作る太平洋岸が大半を占め、1つの国立公園の中に様々な気候が存在し、ダイナミックな変化が楽しめます。氷河をいただく山並み、太平洋岸の60マイルに及ぶ海岸線、大量の雨にはぐくまれた珍しい針葉樹の温帯雨林-その貴重な自然遺産は、1981年にユネスコによって世界遺産に指定されました。オリンピック半島には、数千年前に海や内陸から移住してきたアメリカン・インデアンが住んでいました。ヨーロッパ人がやって来たのは1774年ごろ。そして、1897年には、クリーブランド大統領がOlympic Forest Reserveを、1938年にはルーズベルト大統領がOlympic National Park を設置し、現在に至っています。  夏以外は雨が多く、Hurricane Ridgeは雪が残っていますから、ベストシーズンは7、8月でしょう。

 オリンピック国立公園の公式ページ : http://www.nps.gov/olym/home.htm

 オリンピック国立公園は、雪に覆われた山頂、広大な原生林、そして人の手の入っていない海岸に温帯雨林と、多様な大自然の美しさを楽しめるのがオリンピック国立公園です。ハイキング、キャンプ、山歩き、カヤック、そして観光に最高の場所です。公園は、オリンピック半島の中央部、公園最高峰のオリンポス山を中心とした山岳、森林地帯、太平洋側の海岸地帯とに分かれています。山岳や森林地帯は、主に徒歩で入ることになります。見どころとしては、Harricane Ridge、Lake Crescent、Sol Duc、Hoh Rain Forestなどがあります。「シアトルに来たからにはお買い物だけでなく、できれば小旅行も・・」というお客様にはぜひお薦めのコースです。


注意:レンタカーを借りての運転となりますので、国際免許取得を始めとする全ての準備及び責任はお客様にあることをご理解ください。また、冬季は通行止めとなる区間もあります。

 オリンピック半島もオリンピック国立公園も、ワシントン州シアトルから2-3時間の小ドライブで着けるでしょう。 シアトルの北エドモンズからオリンピック半島の東端の町キングストンへ所要時間は約30分。シアトルのウォーターフロントにあるピア52からベインブリッジ島へ渡り、そこからハイウェイでオリンピック半島へ渡ることもできます。フェリー所要時間約35分。このほか、ピュージェット湾の南側のタコマ(Tacoma)からぐるりと回って北に向かうルートもありますが、この場合は時間も距離も余計にかかることでしょう。 オリンピック半島およびオリンピック国立公園をほぼ一周する環状道路としてはハイウェイ101号線がありますが、国立公園内部への道路はほんの数本しかありません。国立公園へのもっとも一般的なアクセスは、ポートアンジェルスから 20マイルほど南下してハリケーンリッジ(Hurricane Ridge)までの5000フィート(1670メートル)を登る道です。ハリケーンリッジからのオリンポス山と公園内部の眺めはまさに圧巻。ここのビジターセンターにはピクニック施設とトイレが設置されており、またいいハイキングトレイルもいくつかあります。ハリケーンリッジから、細い砂利道が南に9マイルほどのオブストラクション・ポイント(Obstruction Point)まで続いています。この辺りを走るには四輪駆動車がお勧めですが、車高が高めの車ならだいたい大丈夫でしょう。観光客が通るような道ではありませんので、混雑も避けられます。車窓の眺めは壮観ですし、また野生動物を目にする可能性も大いにあるでしょう。

 また、ポートアンジェルスの西25マイル (40キロ)辺りの地点からソル・ダクリバー(Sol Duc River)に20マイル(32キロ)ほど沿って公園に入り、ソル・ダク・ホットスプリングス(Sol Duc Hot Springs)に通じる道もあります。ソル・ダク・ホットスプリングスは天然の鉱物温泉リゾート地で、近くには宿泊施設やキャンプ場も備わっています。 



 見所スポット@ Dungeness National Wildlife Refuge


 ここは、正確には国立公園内ではなく、国立公園に入る少し手前のSequimという町の西にあります。海へ突き出たspit(砂嘴)を中心とした自然保護区で、貴重な野生動物の保護区になっています。運が良ければ、アザラシも見ることが出来るようです。入園料が必要です。(http://www.dungeness.com/refuge/index.htm



 見所スポットA Hurricane Ridge

 公園に入るには、パスの購入が必要です。パスは、車1台につき10ドルとなります。冬季は、Hurricane Ridgeへの入り口でも車1台につき10ドルの追加料金があります。1年間有効のシーズン・パスは20ドルになります。その他にもさまざまな料金がありますので、詳細は、Wilderness Information Center (360) 452-0330までお問い合わせください。ポート・エンジェルスの南約1マイルのところに公園入り口があり、ここから標高1,585mのハリケーン・リッジまで登ることができます。頂上からは、氷河におおわれたオリンピック山脈やカナダなどの眺めが楽しめます。鹿などの野生動物を見ることができます。



 見所スポットB Lake Cresent

 ポート・エンジェルスからUS101を西へ。この三日月型の湖ではキャンプ・ハイキングなどが楽しめます。静かで美しい湖です。湖畔には宿泊施設もあり。湖畔にはLake Crescent Lodge(Phone: (360) 928-3211)とLog Cabin Resort(Phone: (360) 928-3325)があります。



  見所スポットC Sol Doc Hot Springs

 Sol Duc Hot Springs Resort(Phone:(360) 327-3583)という温泉リゾートがあります。この名前はインディアンがつけた、「スパークする水」という意味。ここには温泉リゾートがあります。といっても、日本の温泉ほど熱いものでもありません。残念ながら、日本の温泉とは趣が異なり、水着を着用して入ります。5〜9月には温泉プールやレストラン、キッチンつきのキャビンがオープンします。



 見所スポットD 60マイルも続く天然の海岸線

 ポートアンジェルスから50マイル(80キロ)西にあるのがフォークス村(the village of Forks)。ここは昼食を兼ねての休憩にもよし、オリンピック山地西側斜面および太平洋岸周遊中の一夜の宿を取るのにも適当な場所です。

 フォークスから先、ルート101号線を南に辿ると、時折西の太平洋の方面に小道が出ているのに気付くことでしょう。この辺りには、手付かずの自然のままの海岸線が全長50マイル(80キロ)以上も続いています。海へ行くには、ハイキングもしくはバックパッキングで手前に広がる荒野を抜けてしか行くことができません。海沿いにはごつごつした崖や波に洗われる岬、砂浜、そしていくつもの岩山や岩の「干草の山」が並んでいます。海岸のそこかしこに、山の斜面から流れて落ちてきた巨大な丸太や切り株が、太平洋の荒波に揉まれて打ち上げられているのです。 





 見所スポットE Hoh Rain Forest

 フォークスの南約15マイルの辺りから、アクセス道路がホ−リバー・バレー(Hoh river Valley)、オリンピック山地の西側斜面からホ−・レインフォレスト(Hoh Rain Forest)に続いています。オリンピック山地の西側斜面に連なる温帯雨林は、霧に包まれた素晴らしく、また神秘的な所です。巨大な樅の原生林は300フィート(100メートル)もの高さに達し、シダをはじめとする各種植物がその根元を覆っています。そして幹や枝からはまるで綱をかけたかのように、緑のコケが垂れ下がっているのです。苔やシダで覆われた原生林は、太古の雰囲気がいっぱいです。


 その雨林を支えるのが、有名な雨。この地域の年間平均降雨量は140インチ(約3,550ミリ)にもばり、雨が多いと言われるシアトルの36インチ(約 920ミリ)を遥かに超えた、アメリカ本土では最高を記録しています。この雨林でよく見られるのは、世界的にも知られる大木Douglas Fir(ダグラスモミ)、Sitka spruce(アラスカトウヒ)、western hemlock(アメリカツガ)。成長すると、高さ300フィート、幅23フィートにもなるそうです。また、western redcedar、bigleaf maple、red alder、vine maple、そしてblack cottonwoodもあちこちに見られ、また、苔やシダも、木々が地面を覆っています。老いて倒れた木が朽ち果てた後、若木の育成を助ける培養木となっているなど、得の重みを感じさせる光景があちこちで見られます。



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